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社員インタビュー

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CAD初心者から始めて、 100点満点の金型を目指し励む。

株式会社清光金型
営業技術開発部 設計グループ

平澤 貴士 Hirasawa Takashi

入社6年目

現場リーダー

設計は、難しいけれど面白い仕事

CADを使っての金型設計の仕事をしています。本格的にCADを学んだのは入社してからです。簡単なものではないので、4~5年経ってようやく、「大体できるようになったかな」と感じました。
「一から作りだす」ことが設計の仕事の面白さです。お客さまからいただいた製品データを基に、自分で組み立てていくのが楽しいです。
自分の設計した金型に対して、お客さまから「いい金型だね」「早く完成させてもらってありがたい」などと言っていただけると嬉しいですね。

「完璧」を目指して挑戦を続ける

射出成形で使う樹脂には流動性があります。流動的な物質は振る舞いを予測するのが難しいため、金型設計においても70点や80点は取れても、100点満点を取るのは非常に困難です。もちろん最初は「完璧なものを作るぞ」と思って設計しますが、実際に成形したものを見ると、「ああ、ここが足りなかった」と思わされるんです。
100点を目指すために、構造力学、熱力学など、多くの知識も必要になるので、積極的に自学しています。

後進育成や全体の底上げにも取り組む

設計グループでの取り組みとして、分からなかったことやミスしたことなどを毎日挙げてもらって、毎日一つずつでもいいから解決していくようにしています。その積み重ねは、全体のスキルアップや納期短縮につながっています。
後輩指導の際には、自分が過去に間違えたことなど具体例を前提に話をすることや、なぜそうすべきなのかの理由をきちんと説明することに努めています。
設計スキルはもちろん、指導力の面でも目標にしている先輩がいるのですが、自分もその先輩のように、部下に信頼されるリーダーになりたいです。

熱意がある人と一緒に働きたい

さまざまな知識を得たい、やりがいのある仕事がしたいという人にぜひ入社してほしいです。設計は覚えることが多いですが、それに対して「自分には無理」と思うのではなく、「大変だけど、覚えていこう」と思ってくれる人がいいですね。
お客さまや現場とも話す立場なので、一定のコミュニケーション能力も必要です。といっても能力が高い必要はないので、社会人としての礼儀と、きちんと情報共有できる力があれば十分です。

お客さまや現場との関わりを通じて、 社会人として大きく成長。

株式会社セイコーレジン
製造部 生産管理 管理グループ

周藤 紗姫 Shuto Saki

入社8年目

管理グループ 主任

専用ソフトウェアを使って製造を管理

受発注から生産稼働状況、在庫管理、加工外注、お客さまとの納期調整など、供給に至るまでの工程管理を担当しています。製造を一括で管理できるソフトウェアを活用して全体の流れを把握していますが、こうしたソフトウェアに触れたのは入社してからで、慣れるまでは難しかったです。
入社当時はまだ紙の資料を使って管理しており、そこから徐々にパソコンでの管理に移行して現在に至ります。今ではパソコン一台で必要な情報をすぐに得られるため、自分がいなくても他の人が情報を取得できます。属人的な部分が少ないので休みも取りやすいですし、業務効率もアップしています。

工程が円滑に回るよう工夫を心掛ける

街なかで、自分が担当した部品を使った製品に出会うこともしばしばあり、やりがいを感じて嬉しくなります。製造過程では、設備トラブルや資材の納入遅れ、納期変更、不良品の発生など、さまざまなトラブルが発生します。一つのミスが全体に大きな影響を及ぼす可能性があるため、上司をはじめとした周囲と進捗状況を共有し、現場の状況や意見を考慮して、工程が円滑に進むよう工夫しています。
入社直後に参加した現場での数か月間の研修経験が、現在の業務でとても役立っています。普段はパソコンに向かっていても、自分の担当する製品が現場でどのような状況にあるのかを知っていることで、先のことがイメージできるのです。これはとても重要だと感じています。

安心して働き、仕事を通して成長

入社した頃はまだ社会人として未熟でしたが、仕事に必要な知識は入社後の研修や現場を通して学ぶことができ、先輩たちも親切に教えてくれました。業務を通して多くの人と関わることで、さまざまな考えを吸収し、自分の成長につながっています。今は、お客さまからのお問い合わせやご相談を受ける窓口となる立場であることを自覚し、常に言動に対する責任感を持って業務に当たっています。
当社では上司とのミーティングの場が定期的に設けられているため、社員の意見や要望について気兼ねなく伝えることができます。徹底的なサポートがあるので、安心して日々の業務に励むことができています。

今後ますます女性が活躍できる環境に

近年、会社の体制が変わりつつあり、女性にとってより働きやすくなるように女性の意見を積極的に取り入れてくれています。自分らしく働ける環境が整っているため、モチベーションも上がります。女性がもっと活躍する会社になったら楽しいと思うので、若い女性にもどんどん入社してほしいです。
社員同士の交流やコミュニケーションを深めるために、旅行や納涼祭、バーベキューなどの社内イベントがあり、ときには社員とその家族を対象にしたイベントもあります。会社主体で家族と楽しい時間を共有できるのが魅力です。これらの取り組みのおかげで、雰囲気の明るい働きやすい職場になっていますので、興味を持っていただいたらぜひ応募してください。

経験を重ねることで視野が広がり、 成長していくことが、面白い。

株式会社清光金型
製造部 金型工場 機械グループ

近藤 大介 Kondo Daisuke

入社6年目

現場主任

オペレーターとして充実の日々を過ごす

機械オペレーターとして、主にマシニングと型彫(かたぼり)放電加工機を扱っています。
マシニングは、金型部品のもとになる金属を削るための機械です。型彫放電加工機は、グラファイトに電気を流すことで金属を溶かして形をつける機械です。それらの加工機を使って設計図どおりのものを作るのが自分の仕事です。
入社から6年経ち、今は後輩を指導しています。心掛けているのは、「なるほど」と素直に聞いてもらうための伝え方です。「自分はこうやってあまりうまくいかなかったから、ここはこうしないほうがいいよ」と、失敗談も交えながら具体的に指導しています。また、難しいことも多いので、何度聞かれても丁寧に根気よく教えています。自分も先輩たちにそうして育ててもらってきたので。

自分の成長が数字に表れる面白さ

機械加工は、自分のスキルが生産性に直結します。これから加工しようとするものに対して、設計グループが描いた図面を見て、どう削るかを理解することで段取り時間が短くなります。鋼材や加工の種類によって、機械のスピードをどのくらいまで上げられるかを適切に判断することで、加工時間は短くなります。これは経験によるところが大きいです。
以前だと2時間かかっていた加工が1時間で終わるようになったとしたら、それは自分の成長であり、工場そのものの生産性が上がったことになります。成長が数字として見えるのは面白く、モチベーションになります。

全体を眺められる目と判断力を持ちたい

金型は、多いときには数千個の部品を集めてできあがるのですが、それに対して先輩方は「その部分なら全体を組み込んだときの影響がないから、精度はこのくらいで大丈夫」という判断ができます。自分はまだその判断ができません。一つの部品に対しての確認などは問題なくできますが、全体を眺めるということに関してはまだまだ足りていないです。先輩方のように、全体を捉えられる視野を持つことが目標です。

働きやすい環境でモノづくりが楽しめる

部署の人たちはやさしい人ばかりで、モノづくりが初めての人にも働きやすい職場だと思います。異業種転職などで全くの未経験で入社する人もいますし、そういった場合でも仕事を覚えるのに問題はないです。
当社は旅行や納涼祭など社内イベントも多く、そういうときには金型・レジンの垣根を超えてワイワイ楽しんでいます。

新たなもの、新たな試みが続く、 いつまでも飽きることのない仕事。

株式会社清光金型
製造部 金型工場 仕上グループ

女屋 佑太 Onaya Yuta

入社12年目

現場リーダー

金型製作の最終工程を担う仕上の仕事

担当業務は、前工程で作った部品を組み立てて出荷できる状態にすることです。多くの細かな部品を集めて擦り合わせ、組み立ての工程を行い、一つの金型として使えるようにします。部品は主にボルトで接合します。金型は、枠があってそこに収めるのですが、百分の一ミリ大きいだけでも組み付けできず、研磨などで調整して組み付けていきます。
納品時の立会いでお客さまのところに行って、サンプル取り成形が無事にできたときに、「安心しました。ありがとうございます」と言ってもらえると、ほっとします。

進歩し続ける金型に対応し続ける面白さ

金型は一点もので、毎回違うものを扱うので、そのときどきでやり方を考え、工夫していくことが必要です。金型構造も進歩を続けています。例えば、今までは2種類の金型に分かれていたものを、製品を一緒にして1種類の金型にしたり…。そうすると製品組立工程がなくなり、成形メリットが発生します。その分、金型構造が難しくなりますが、面白さは倍増します。
初めて見る金型の場合は、今までの経験を総動員して「これはこうなるのかな」とイメージを働かせることが重要になります。社内の新型会議の場で、設計・製造・仕上の各グループのリーダーが「こうするといいのでは?」「もっとこうしてほしい」など意見を出し合い、いろいろなことを煮詰めながら進めていきます。

今後は「超鏡面磨き」をマスターしたい

金型の仕上には磨きという工程があります。金型を磨いたところは、成形したプラスチックの表面も滑らかになって光沢が出るんです。
高い滑らかさが求められる場合には「鏡面磨き」を施します。この技術は数年前に外部で勉強させてもらい、できるようになりました。その上にさらに「超鏡面磨き」という高度な技術があり、当社では今はできません。それをマスターして、できるようになりたいです。

意見も出しやすい、雰囲気のいい職場

職場は雰囲気がよく、仕事の中では年齢に関係なく言いたいことが言え、作業中に困ったことは周囲の人に相談できます。休憩中も和やかに雑談したりしています。
有休休暇もとりやすいですし、忙しくて休日出勤になってもしっかり代休がもらえます。長く仕事を続けられる環境だと感じています。

知るほどに面白い射出成形の、 奥深さを極めたいと学ぶ日々。

株式会社セイコーレジン
製造部 生産技術 生産技術グループ

門倉 慶輔 Kadokura Keisuke

入社18年目

製造部次長 兼 生産技術グループ技術担当
グループリーダー

未経験から始め、国家資格特級を取得

普通高校出身で、工業系の知識がゼロの状態で入社しましたが、先輩方から丁寧に教えていただき学んできました。2022年に国家資格である「射出成形技能士」特級を取得できました。
入社から成形グループで製造の仕事をしていたのですが、経験を積む中で生産設備のことも詳しく知りたいと考えて、数年前に異動希望を出し、生産技術グループに移りました。良い成形品を作るためには成形機の知識が必要だと思ったからです。将来的には金型設計の知識も深めて、より高品質な成形品を作っていきたいです。

難しいけれど、だからこそ夢中になる

プラスチック成形の樹脂は生き物だと思っています。扱いが本当に難しい。例えば気温や金型温度が変化しただけで流動性が変化し、さまざまな加工不良が発生します。管理するのは大変ですが、試行錯誤を繰り返しながら対応を詰めていくと加工不良の減少、生産性向上、品質力向上という数字として結果が表れます。これは本当に嬉しいです。
射出成形はとにかく奥が深く、学びたいことが尽きません。外部講習を受講させてくれるなど会社はスキルアップを積極的にサポートしてくれますが、自分自身でも勉強を続けています。高品質な成形品を成形するにあたっては、成形機、金型、成形材料、成形条件すべての知識が必要であるため学ぶことも多いので、やりがいを感じています。

若手がヤル気を出せる環境をつくる

今は若手の指導にも携わる立場です。心掛けていることは「目指すゴール」を明確に伝えること。そのうえで、段階ごとにステップアップしていけるようにフォローしています。
会議では、経験や年齢に関係なく発言できる雰囲気づくりにも努めています。最近では若手社員も積極的に発言してくれるようになっていて、嬉しく感じています。

未経験者も女性も歓迎します!

自分もそうでしたが、未経験での入社でも全く問題ありません。教えてくれる環境やサポート体制が整っていますので、安心してください。
また、当社では近年、女性の活躍の場が広がっていますので、女性の方のご応募も大歓迎です。
多くの方のご応募をお待ちしています。