高校に貼られていた求人募集を見て、「こんな会社があるんだ」と知りました。もともと、世の中に数多くあるプラスチックの製品が、どんな風にできているか興味があったんです。「この会社ではどんなものを作ってるんだろう」と興味を持ち、自分もそれらを作ってみたいと思ったので入社を決めました。
仕上Gr.で、金型の最終工程を担当しています。様々な工程を経て出来てきたパーツを組み合わせて、一つの金型を作り上げます。大きいものだと7tonとか8tonになったりしますね。一つ一つ形が違うので、ほぼ手作業ですし、技術と経験が求められるような仕事です。5年や10年じゃまだまだひよっこみたいなものです。
金型を簡単に言うと、製氷機の受け皿みたいなイメージ。製氷機に入れる水をプラスチックとして、流し込むと固まる“皿”を作っているような感じです。僕のところで仕上げた金型に、お客様のOKが出れば、それを使って量産がはじまります。お客様の要望で何度も調整を重ねて、金型を仕上げます。
金型は一型一型違うので、毎回やり方が違います。やり方を試行錯誤していくのが難しいですが、その分やりがいはすごくあると思います。毎回考えながらやるので、できたときは達成感があります。
メリハリがありますね。仕事の時間はもちろん集中していますが、休憩中は年齢関係なく和気藹々と話せる雰囲気があります。
まずは仕上げを極めたいです。それができたら、機械や設計にも携わって、良い金型を作りたいですね。
工場と聞いての第一印象で「流れ作業」をイメージする人が多いと思うのですが、金型は一品一品違うものが多いので、本当にやりがいがあります。元気があって、楽しい職場なので、ぜひ来てください。